基本情報ジャンルクラシックフォーマットSACDレーベルAlia Vox *cl*発売日2011年02月26日商品番号AVSA-9874発売国Europe組み枚数3その他ハイブリッド関連キーワード IMPORT SACD PT10 CDB10 KNSHT KSTYN SPJN4 YPJN4 SPFB4 MRSP4 7619986398747 style708 【FS_708-2】出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について商品説明ボルジア(ボルハ)一族〜ルネサンス期の教会と権力宗教的栄光に至るまで!サヴァール&エスペリオンXXI年1回のペースで続くブックCDも6巻目。
ボルジア一族が主題となっている今回は、ローマ教皇と関係があるという点において前作とつながり、スペインが絡むという点において、今までのブックCDの流れともつながる内容となっています。
日本ではボルジア一族というと、その華やかさや魅力からか、塩野七生のイタリア・ルネサンスを主題とした諸作や惣領冬実の「チェーザレ」など、メディアを問わず、チェーザレ・ボルジアに主題が集中しがちです。
対照的に、この録音では、スペインを源流とするボルジア一族の起源(ローマ教皇カリストゥス3世)から宗教的栄光(ゴヤの絵でも有名な第3代イエズス会総長聖フランシスコ・デ・ボルハ)に至る約300年が取り上げらています。
特に、死後、列聖されるという、一族唯一の宗教的栄光を得た、聖フランシスコ・デ・ボルハは、教皇や王たちの個人的アドバイザーを勤め、イエズス会の宣教師教育養成機関などをはじめとする組織を整備し、第5代総長アクアヴィヴァの頃に迎える、イエズス会の興隆期を準備したことで、後世の史家から、創立者・第1代総長ロヨラと同等の高い評価を与えられています。
前作を時間的に引き継ぐ形となった今回は、1492年に至るまでのスペインの国土回復への動き、カール5世の世界帝国、から、レパントの海戦、サン・バルテルミの虐殺を扱っており、音楽も、デュファイからジョスカン・デ・プレまでというルネサンス音楽の王道、および、当時、耳にしたであろう、中近東・イスラムの音楽(音)が収録されています。
美麗図版多数、英伊西カタルーニャ語による詳細な解説付。
(キングインターナショナル)【収録情報】DISC1 第1部:権力への径/家門の起源と伸長(1238頃−1492年) [70:58]I. 「ボルジア一族の起源と勃興」 1063年 ムスリム治下のバレンシア。
・作曲者不詳:ムーワッシャハ(宮廷詩)「神、安住の地としてグラナダを守護せられ」(アル・アンダルスの器楽曲) 1238年 アラゴン王ハイメ1世によるバレンシア征服。
・作曲者不詳:ドゥクツィア(CSM123、「聖母マリアのカンティガ集」より)(器楽曲) 1378年 未来の教皇カリストゥス3世、アルフォンソ・デ・ボルハ誕生。
・デュファイ/サヴァール:サルタレッロ 1417年 西方教会の大分裂(シスマ)終結。
・バンショワ:「ダ・パーチェム」 1423年 アラゴン王アルフォンソ5世寛大王軍、ナポリ遠征。
・ジョルディ・デ・サン・ジョルディ:「友もなく、富もなく、主もなく」(「囚人」より)(朗誦) 1431年 ロドリーゴ・ボルジア誕生。
・デュファイ/サヴァール:ロンド「この日」(器楽曲) 1438/42年 アルフォンソ5世王イタリアへ:ナポリ征服へ。
・作曲者不詳:ストランボット=カッチャ「猟犬どもよ行け」(モンテカッシーノ歌集) 1442年 ナポリ:アラゴン王権下の中心地。
・作曲者不詳:「野を耕せ」(モンテカッシーノ歌集)(器楽曲) 1444年 アルフォンソ・デ・ボルハ、枢機卿に任命される。
・デュファイ:「めでたし、海の星(アヴェ・マリス・ステッラ)」 1453年 コンスタンティノープル陥落。
・マカーム・ムハッイェル・「キュメ」・ウスル・デュイェク=アチェムレール(トルコ軍楽行進曲)II. 「3つの文化の終焉と権力の獲得:ヴァチカン」 1455年 アルフォンソ・デ・ボルハが教皇カリストゥス3世となる。
彼はトルコへの十字軍を宣言する。
・作曲者不詳:「天は称賛にわき立ち」(モンテカッシーノ歌集) 1456年 カリストゥス3世、1431年の裁判におけるジャンヌ・ダルクの有罪判決を破棄する。
・作曲者不詳:「アドラムス・テ(我ら汝を拝み)」(モンテカッシーノ歌集) 1455-58年 ナポリ王フェランテ1世。
・作曲者不詳:「万歳、万歳、フェルナンド王」(モンテカッシーノ歌集) 1458年 6月27日アルフォン